概要

協会理念

ストレス社会の現代、多くの人のストレスの要因は対人関係であり、その対人関係の構築において、外見、特に顔が影響しているといわれています。
多くの対人場面において、外見的魅力の高い人は他者から好意的に評価され、社会的に望ましい性格の持ち主だと思われるような研究も多くみられます。時に外見は、内面をも表すものでもあります。自信の無さや思い込みによって、外見的自己表現が上手くいっていないことは、対人関係に影を落とすことも有り得るのです。
このような背景から、顔・印象コンサルティングの前身となるFace Analysis（認知･社会心理学をベースにした、独自の顔のゴールデンバランス理論、印象形成理論）を構築、実践してきました。
そして、Face Analysisを科学的に実証するため、大学院修士課程および博士課程において顔や化粧に関する心理学的研究を行い、Face Analysisの科学的根拠を得ることができました。さらに、この研究は日本の心理学における主要な学会で、学会賞を受賞しました。
その研究成果と美容業界での長年の現場経験から生み出された、顔・印象理論を多くの方にお伝えしたく、この度、一般社団法人 日本 顔・印象コンサルティング協会 を設立致しました。
この理論を皆さんに公開し習得して頂くことで、美容業界の発展に繋がっていったら、と願っております。

顧問

齊藤勇

立正大学名誉教授／大阪経済大学客員教授

対人心理学者、文学博士。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。立正大学名誉教授、大阪経済大学客員教授、日本ビジネス心理学会会長、日本あいづち協会理事長。
とくに人間関係の心理学として、対人感情の心理、自己呈示の心理などを研究。TV番組「それいけ！ココロジー」に出演し監修者を務めるなど、心理学ブームの火つけ役となった。また、バラエティー番組のみならず、数々のTV番組で心理学的事象や事件について、社会心理学的見地でコメントを行う。
その他、『超・相槌』『心理分析ができる本』など対人心理学、社会心理学関係の啓蒙的著書を多数執筆。その数は、200冊を超える。
最近では、苦手な人間関係を克服する「あいづち対話法」の開発と普及に努め、対人関係に悩む現代のビジネスマンや学生などにコミュニケーションスキルを提示している。

岡本　悦美（おかもと　よしみ）

1948　静岡県浜松市生まれ
静岡県東部を拠点に3店舗のサロン経営。
渡米を重ね、故Vidal Sassoon氏に従事、氏の技法であるジオメトリックカットを徹底的に学ぶ。
帰国後はサロン運営を中心に、JCAAジャパンカラーアナリストアソシエーションを設立。色とデザインの独自理論を美容業界に説いた。
2012　英国セントポール大聖堂にてVidal Sassoon告別式に参列。その際、ロンドンの街角で日本髪結上げパフォーマンスライブを披露。道行く人たちの目を驚かせた。
現在も一線に立ちながら、京都美容文化クラブ・南登美子先生に従事。京都で伝統的な日本髪技術を習得中。
Vidal Sassoonカット技術と共に、美容業界からの日本伝統文化の普及に情熱を注ぐ。
1968　静岡県美容技術選手権大会　優勝
1972　全日本全国かづら十日会　日本髪講師認定　取得
1976　Vidal Sassoon杯争奪全日本カットコンテスト第一回大会6位入賞
1977　Vidal Sassoon杯争奪全日本カットコンテスト第二回大会総合優勝　
アジアヘアースタイリングコンペティッション全日本代表入賞
1990　CATフランス美容理容技術大会オスカー賞受賞
他受賞歴多数